プレビーム
Prebeam Prebeam

プレビーム

鋼とコンクリートを合成しプレストレス。
高度化するニーズに対応します。

プレビームは、鋼桁とコンクリートを合成し、プレフレクション工法によってプレストレスを与えた桁です。他の橋梁形式にない低い桁高という特長から、桁高が制限される橋梁の桁、建築物の梁等で採用され、相対的に低く、美しい景観を実現できます。現在では、橋梁と建築の累計で1,200件以上の実績があります。

Point01

極めて低い桁高の選択が可能

桁の剛性が高く、非常に低い桁高で架橋できます。外観は軽快で、優美かつスマート。河川改修に伴う橋梁の架け替えにおいては取付部の嵩上げを最小限に抑え、景観の向上、コスト削減に貢献します。下フランジコンクリートが抵抗に寄与するため、たわみ・振動の少ない橋梁を実現します。

Point02

道路の縦断線形への対応や経済設計が可能

桁の形状を道路の縦断線形に合わせて容易に製作できます。桁端部を低く、中央部を高くするなど、経済的な設計が可能です。

  1. 変断面桁

  2. 縦断曲線桁

  3. 変断面桁(片変断面)

  4. 桁下側の変断面桁

Point03

複雑な線形にも柔軟に対応

扇状や不整形な桁配置、片側拡幅のために枝桁を設けるなど、複雑な平面線形にも対応できます。

  1. 大きな拡幅の場合

  2. 両橋台で斜角が異なる場合

  3. 端部のみ拡幅がある場合

Point04

経済性向上

連続桁への適用により、経済化が図れます。

Point05

長期防錆技術の活用

鋼桁腹部に長期防錆技術を適用した「鋼板ウェブ仕様」は、防錆のための「ウェブコンクリート」が不要になるため、コストを縮減することが可能です。また、塩害地区においては、【AL-Mg溶射+ふっ素樹脂塗料】を採用しています。

Point06

プレキャスト化(分割工法)で現場工程を短縮

プレキャスト化により、現場での桁製作作業が不要になります。各セグメントごとに分割・輸送・架設することも可能です。